新型コロナウイルスの影響で、自宅にいる時間が増えた方が多い今日この頃。普段はいないはずの時間に家にいることで、今までは気にしていなかったお隣さんや外からの目線を気にする人が増えています。
「でもどのフェンスを選べば良いかわからない…」
「どのくらいの費用がかかるのだろう?」
こういった声を実際にお客様からよく聞きます。
そこで今回は自分のニーズに合った目隠しフェンスの選び方、設置費用について解説していきます。
目隠しフェンス選びのポイント3つ
その1.気になる目線を把握する
「とにかく目隠しフェンスで全部隠したい!」では外観を損ねたり、防犯性が薄れたりとあまりオススメできません。
そこで目隠しフェンスを選ぶ際に重要なのが「3W1F」の法則です。
■3W1Fとは「Who」「When」「Where」「From」の略称
3W1Fとは「Who(誰が)」「When(いつ)」「Where(どこで)」「From(どこから)」の目線が気になるかを表しています。
例えば「玄関から駐車スペースまでの目線が気になる」、「中庭がお隣さんから丸見えなのが気になる」、「リビングにいる時に道路からの目線が気になる」など、気になる目線を把握しましょう。
そうすることで、どこにどんなフェンスがあれば良いかの答えが自ずと出てくるはずです。

その2.目隠しフェンスを設置したい場所を確認する
設置したい場所によって、フェンスの形状や高さ、設置工事の方法が異なります。
■設置場所による形状・デザイン・予算のすり合わせが重要
もちろん設置する場所が広い範囲であれば、その範囲によって予算がかかります。
また、建物との調和や適切な高さ、デザインも考慮する必要があります。
風通しを良くしたいのであれば、ルーバータイプのフェンスもあるので、自分がフェンスに求めるニーズをしっかりと把握しましょう。

その3.防犯面を考慮する
建物全体を目隠しフェンスで覆ってしまうと、外からの目線は遮れますが、防犯性が低下します。
目線を完全に遮るのではなく、フェンスの隙間を少し広く開ける、照明を設置するなどの工夫が必要です。
実際にクローズ外構の方で、リフォーム工事で相談に来られた際、以前泥棒に入られたという話を聞くことは少なくありません。
※クローズ外構…ブロック塀や高いフェンスで建物を完全に覆っている外構

目隠しフェンスを選ぶのは簡単ではない
先述したポイント3つを考えるだけでもなかなか難しい目隠しフェンス選び。
もし目隠しフェンスを設置したいとお考えなら、一度外構のプロに相談しましょう。
フェンスも各メーカーから数多くの種類が販売されているので、その方のニーズに合ったフェンスを提案してくれるはずです。
もちろんディーシーズでは適材適所の目隠しフェンスをご提案させていただきますので、安心してお任せください。

この記事を書いた人
吉村紀之(Yoshimura Noriyuki)
ディーシーズ代表取締役。
エクステリアの業界に携わること24年。エクステリアコンテストで数多くの受賞歴を持つエクステリアプランナー。